アロマテラピーでパニック障害を克服!~アロマオイルの使い方など~



パニック障害など精神疾患に対するアロマテラピーの効果

パニック障害の治療法アロマテラピー

アロマテラピーとは?

アロマテラピー」をご存知でしょうか?

「アロマオイル」という、花や木等の植物に由来する芳香成分(精油)を用いる事により、心身ともに健康、リラックスさせていく自然療法が、「アロマテラピー」です。

アロマテラピーが日本に広まったのは1980年代です。造語であり、20世紀にフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって名付けられました。現在は「アロマテラピスト」という専門の資格が登場する程に日本で普及されており、大きな注目を浴びています。

専用の器具やアロマオイルは専門店以外にも雑貨屋やネットショッピング等で簡単に手に入れる事が出来ますので、誰でも簡単にアロマテラピーを始める事が出来ます。

今回はアロマテラピーがどのようにパニック障害を含めた精神病に効果的なのか、また、どのように実践するのか、おすすめのアロマは何かを紹介していきましょう。

アロマオイル(精油)がもたらすパニック障害への効果

アロマオイルによる治療

アロマオイルは鼻から脳にリラックス効果を与え、パニック障害の発作等の治療にとても効果的だとされています。

香りを嗅ぐという行為は脳に刺激を与えます。「良い香り」という刺激を脳に与える事によって自律神経の乱れを整え、不安や恐怖心を改善します。

また、パニック発作の症状であるめまい、動悸、頭痛、耳鳴り、倦怠感、冷え性、下痢、便秘、不眠の原因であると考えられているストレスを軽減するのにも、「良い香り」を嗅ぐという行為はとても良いとされています。

アロマオイルの原材料である柑橘系やローズ等の植物事態にも神経を落ち着かせる効果がある為、アロマテラピーは他の香り療法よりも特におすすめです。

ただし、アロマオイルにリラックス効果があると言っても、自分の好きな香りでは無い場合は、逆にストレスを感じてしまい、パニック障害の症状を悪化させてしまう事があります。

アロマオイルには様々な種類がありますので、購入の際には店員さんと相談しながら気に入った香りの物を使用するようにしましょう。

 

アロマテラピーの実践方法

アロマテラピーの実践方法は実に豊富な種類があります。

市販のアロマキャンドルを焚いたり、ディフューザー等を使って作ったミストを浴びたり、入浴剤の代わりに浴槽に浸したりスキンケアに使ったりと、日常の様々なシーンで気軽に取り入れる事が出来ますので、ご自身の継続しやすい方法で実践をしてください。

ハンカチとアロマオイルを使った方法

パニック障害の治療としてお薦めの方法はハンカチにアロマオイルを数滴含ませ、鼻にあてて深呼吸をする習慣をつける事です。深い呼吸をする事は脳を興奮状態から落ち着かせる効果がありますが、アロマオイルの香りを加える事により、効果をより一層高められます。

枕もとにアロマオイル

またティッシュにアロマオイルを数滴含ませて就寝前に枕付近に置くと、快眠効果を得られます。

睡眠中は人が最もリラックス出来る時間ですので、より深くリラックスが出来るようにすると、翌朝安心感を持って目覚める事が出来ます。

 

パニック障害の治療に効果的なアロマオイル

次に、パニック障害の治療に効果的とされるアロマオイルを紹介いたします。

ご紹介するアロマオイルは特に精神安定効果を持っている物ですので、不安や緊張を落ち着かせ、パニック発作の発生を抑えてくれます。

しかし前述にも書きましたがあくまでストレスを軽減する為に「自分の好きな香り」を基準にして選ぶようにしましょう。

 

オレンジスイート

アロマ オレンジスイートオレンジ系のアロマオイルにはオレンジスイートとオレンジビターの2種類がありますが、パニック障害の治療にお薦めするのはオレンジスイートの香りです。

オレンジを含めた柑橘系の香りは、脳神経の緊張を解し、精神を落ち着かせる効果があります。親しみやすい匂いですのでアロマテラピーの初心者の方でも気軽に扱う事が出来ます。

 

 

 

 

カモミール

アロマ カモミールカモミールはキク科の1種の耐寒性一年草で、ハーブティー等にも使用されるポピュラーな植物です。精神安定効果があり、不安や緊張を和らげ、リラックスをさせてくれます

カモミールはジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類がありますが、精神安定効果のより高いのは、ローマンカモミールです。カモミールが「大地のリンゴ」という意味のギリシャ語に由来している通り、香りはリンゴのようにほんのり甘い事が特徴です。

 

ラベンダー

アロマ ラベンダーシソ科ラヴァンドラ属の半木本性植物の通称であるラベンダーは、消臭剤や芳香剤によく使用されている、日本人には香りに馴染みのある植物です。

ラベンダーのアロマオイルには優れたリラックス効果と共に安眠作用があり、睡眠前や入浴時に使用されるとより効果を発揮します。アロマテラピーの初心者の方でも扱いやすいので、香り選びにおいては特にお薦めです。

 

ゼラニウム

アロマ ゼラニウムゼラニウムはフウロソウ科の植物であり、ピンクや白、赤色の花を咲かせる、南アフリカ原産の常緑の多年草です。

ゼラニウムに含まれているシトロネロール、ゲラニオール、リナロール等の成分は自律神経を調整する働きがあり、ストレスによる緊張を減らし、不安やイライラなどを鎮めてくれます

香りはローズ系統になりますが重みがありますので、香りが強いと感じる場合には、ペパーミント、ラベンダー、グレープフルーツ、ベルガモット等のアロマオイルとブレンドして使用する事をお薦めします。

フランキンセンス

アロマ フランキンセンスフランキンセンスは乳香(にゅうこう)という、ムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂を水蒸気蒸留で精油にしたものです。

樹木の香りの中にかすかなレモンの香りを含んでいます。古代より祭壇や寺院で薫香として使われてきた香りですので、不安や雑念を払いたい時などに役立ってくれます

 

 

イランイラン

アロマ イランイランイランイランは、インドネシア等の熱帯雨林に生息しているバンレイシ科イランイランノキ属イランイランノキの花から採れる精油です。

濃厚で甘く色っぽい香りであり、科学的にもリラックス作用が認められていますが、効果は低濃度で使用した場合であり、高濃度で嗅いだ場合は悪心や頭痛を引き起こす事があります。

 

 

ベルガモット

アロマ ベルガモット紅茶や清涼飲料水の着香や香水等に使用されるベルガモットは、イタリア等が原産地のミカン科の常緑高木樹の柑橘類です。

ベルガモットのアロマオイルはオレンジスイートと同じシトラス系の香りですが、より優しくデリケートで、温かみがあるのが特徴です。

 

 

効果的なアロマオイル(精油)の使い方

芳香浴

アロマポット

アロマライト

ディフューザー

マグカップ

ハンカチ

 

フェイシャルスチーム

フェイシャルスチームアロマを使ったフェイシャルスチームのやり方は特別な機材を必要とせず、誰でも気軽にできるアロマテラピーです。

スチームを顔にあてますので、毛穴をしっかりと広げる事ができ、美容液の浸透を促進するなど、美容の観点でも注目されている療法です。

準備するもの

洗面器

普段、お風呂で使っているものでOK。無ければ100円ショップなどで購入しましょう。洗面台などを使っても良いですが、非常に多くのお湯が必要になりますので、非効率でしょう。

お湯

“フェイシャルスチーム”というだけに熱いお湯が必要になります。目安としては90°前後でしょう。ポットなどでの沸かしたてのお湯で問題ありません。

バスタオル

頭から顔にかけて覆うことができるくらいの大きさが必要になりますので、バスタオルが最適でしょう。

若しくは大きめのスポーツタオルなどでもOKです。

精油(エッセンシャルオイル)

精油とはアロマオイルを指します。お好みの精油を用意しましょう。

パニック障害などの精神疾患の治療に使用する場合にオススメのアロマオイルについては本記事内で前述していますので、参考にしてみてください。

 

フェイシャルスチームのやり方

手順①

フェイシャルスチームを行う前に良く洗顔をしましょう。女性の方では特にメイク残りが無い様洗顔をしてください。

手順②

テーブルなどに洗面器を置き、8割程度まで熱湯を注ぎます。

その中に2~3摘の精油(アロマオイル)を垂らし、よくかき混ぜてください。

手順③

顔を洗面器の上までもっていき、目を閉じて蒸気を顔全体に当てるようにしましょう。この時、蒸気が外に逃げないように頭からバスタオル等で覆って行うとより効果的です。

パニック障害などの精神疾患の治療で行う場合は、鼻から静かに呼吸をし、精油(アロマオイル)の心地よい香りを楽しみながら心身共にリラックスできる状態を作り上げると良いでしょう。

※フェイシャルスチームはおよそ10分程度で終わりにして下さい。

手順④

最後に水、または若干冷たいぬるま湯で顔全体を洗い流し、肌や毛穴の引き締めを行います。