パニック発作は無害なので心配はない



パニック発作は無害であり心配する必要は全くありません

パニック障害では主な症状としてパニック発作がありますが、これに対してあなたはどの様な印象をお持ちでしょうか?

パニック発作はとてつもなく怖いものとして日々怯えているかもしれません。

  • 今度パニック発作が起こったら死んでしまうのではないだろうか?
  • パニック発作で気が狂い、他人を傷つけてしまうのではないだろうか?

パニック障害を疾患した方の多くはこのような考え方陥ってしまいますが、パニック障害について知識を得られていない状況では仕方がありません。

結論からお伝えするのですが、

パニック発作は無害であり、死ぬ事も気が狂う事も絶対あり得ません。

これは医学的にも証明されている事ですので、全く心配いらないのです。

パニック障害下におけるパニック発作の原因は、脳内でのトラブルです。ノルアドレナリンの過剰な分泌で自律神経を刺激し、動悸やめまい、手足のしびれなどを引き起こしているにすぎませんので、ほんの一時は苦しい思いをしていまいますが、全くの無害で、精神的・身体的な影響は一切ありません。

パニック発作では絶対に死ぬ事はなく、意識がなくなってしまう事もありません。

 

1.パニック発作で死んでしまう事はない

冒頭でもご説明しましたが、パニック発作であなたが死んでしまう確立は0%です。すなわち、絶対にないという事です。これは医学でも証明されている事ですので、どうぞ安心してください。

そして、パニック発作は非常に怖いと感じると思いますが、そんなあなたも正常です。そもそも脳内でトラブルが起き、必然的に恐怖を感じるように出来ていますので、そこは避けようがありません。

大切な事は 怖いけど死なない これを常に認識することです。

 

2.発作は30分程度で必ずおさまる

パニック発作のピーク(症状が最大の状態)は10分と言われています。そして、緩やかに発作はおさまり30分後には発作の症状は消えます。

この流れは、パニック障害者であれば誰でも一緒です。(※発作の程度に個人差はあります)

何故10分か?と疑問があるかもしれませんが、医学的には、パニック発作にかかるエネルギー量の関係で長く続く事が出来ないとされています。ですから、本当に苦しいのは始まってからの10分間なのです。

パニック発作への恐怖は非常に大きなものだと思いますが、この10分さえ乗り越えれば自然と症状はおさまるものだと常に心にとどめてください。

 

3.異常になることはない

パニック発作を起こしたからといって精神的な異常をきたす事はありません。

発作は苦しく、恐ろしいと感じるものですから、パニック発作を境に狂ってしまうのではないか?という別の恐怖心があるかもしれません。しかし、発作を原因としてあなた自身が異常な状態になってしまう事は絶対にありません。

気を失うこともありませんし、なにか後遺症が残ることもありません。

[ip5_ornament design=”bg-deco-paper4″ width=””]パニック発作で異常になることはありませんので安心してください。[/ip5_ornament] [/ip5_box]

 

4.何か悪い病気を併発しているかもという心配

まだパニック障害と診断されていない状況でパニック発作が出ると、ほとんどの方は先ず医療機関(内科)受診します。

私もそうでしたが、あの息苦しさ、めまい、そして動悸を初めて経験すれば、身体に何か異常があったのだろうと思うことは必然です。

しかし、パニック障害では内科・外科のどちらを受診しても、何かの病気に疾患しているという診断は絶対にでません。おそらく、町の病院を受診し、何も異常がない事を診断され、大きな病院を受診する流れの方も多いかと思いますが、少なくとも、ある程度の規模の病院で精密な検査を受け、何も異常が見られないと診断された場合、パニック障害に見られる症状が自覚できるケースではパニック障害を疑った方が良いでしょう。

一度、大きな医療機関で精密検査を受けて異常がなければ、それ以上に病院を替えて受診する必要はありません。早期に精神科や心療内科を受診することが必要です。

あなたの身体は健康そのものです。ただ脳内のトラブルが原因でパニック発作が出てしまっているだけなのです。

 

5.一人だからと言って不安になる必要はない

これまで解説してきた通り、パニック発作は無害であり、恐怖心を伴うものの、それ以上に恐れることはないという事はお分かり頂けたかと思います。

無害ですから、死ぬこともありませんし、意識を失ってしまう事もありません。そして、一般的には30分もすればその症状はおさまります。

これらの事から、一人である事に心配する必要は全くありません。

「一人の時にパニック発作が起こってしまったらどうしよう…」

このように考える必要はなく、むしろ、誰かが一緒にいてもパニック発作に対する対処法は変わりませんし、自然と症状もおさまります。

どの様な環境にいても発作は時と共におさまり、ひとりで対処する事が可能です。

 

まとめ

パニック障害の初期では、これまで説明した「パニック発作は無害であること」を受け入れる事は、頭で分かっていてもなかなか受け入れられないものです。

しかし、これらの事を知っていると知っていないでは、パニック障害を克服する期間に大きな差が出てきます。

確かに受け入れるには時間がかかりますが、いずれ知っていて良かったと思えるタイミングが必ずくるようになりますし、自然とその様な思考へと変わっていきます。

焦らず、少しずつ改善の階段をのぼっていきましょう。