ストレス解消を解消して精神病を乗り切るために



まずはストレスについて知識を得ましょう

うつ病・パニック障害などに代表される精神病の原因のひとつにストレスがあります。心の病(心のトラブル)が起きるメカニズムのカギはストレスと言っても過言ではありません。

ストレスと上手に付き合い、そしてコントロールできるようになる事が、心だけでなく身体の健康を維持する大きなカギとなるのです。

 

ストレスとはどのようなもの?

ストレスとはよく風船に例えられます。

ストレッサー

これはストレスの原因ます。例えば、風船を指で押す時の「押す力」がこれにあたります。


 

ストレス耐性

人がストレスに耐えられる程度を指します。例えば、風船を指で押すと弾力で指が跳ね返されますが、この地からがストレス耐性にあたります。


 

ストレス反応

ストレッサーにより、なんらかの変化がもたらされることを指します。例えば、風船を押し続けると歪みが発生します。この歪みが生じることがストレス反応にあたります。


 

疾病

ストレスを要因として、精神病などに疾患することです。例えば、風船を指で押し続けると風船は歪んだ状態になってしまいます。この状態が疾病です。

 

 

ストレスの要因となるものは?(ストレッサー)

1.職場でのストレス

  • 仕事上の失敗、重い責任の発生
  • 事故や失敗による責任
  • 仕事の質・量の変化
  • 長時間労働/コンピューター化
  • 役割/地位の変化
  • 人間関係のトラブル
  • 上司や部下との対立、セクハラ
  • パワハラ、接客・問い合わせ対応

2.仕事以外でのストレス

自分の出来事
  • 病気、家庭内不和、人とのトラブル、事故や災害
自分以外の出来事
  • 家族/親族/友人の死
  • 多額の借金/ローン
  • 住環境の変化、転居、騒音
この様にストレス要因(ストレッサー)には様々な種類が存在します。もちろん、上記以外にも沢山ありますが、あなたに当てはまるものがないか確認してみてください。

 

ストレス反応による疾病

ストレスが与え続けられるとストレス耐性では賄うことが出来なくなり、ストレス反応を起こします。

例えば、過度のストレスの結果、下記の様な病気を疾患する可能性があります。

心理的側面

  • 抑うつ状態
  • パニック障害
  • 意欲の低下
  • イライラ

身体的側面

  • 高血圧
  • 十二指腸潰瘍
  • 糖尿病

行動的側面

  • 作業効率の低下
  • 作業上の事故
  • アルコール依存

 

 

ストレスの解消とコントロール

ここからは、ストレスに負けないための解消法・考え方・コントロール法について解説していきます。

自分でストレスをコントロールし、上手くストレスを逃がせる体質へと変えていきましょう。ストレスを溜めこまないことが精神疾患の予防・改善に最適です。

ストレスと上手に付き合うポイント

緊張を細切れにする

緊張が続いているなと感じたらトイレに立って深呼吸する、軽く体操をして小休止をとるなど、気分転換を図りましょう。

 

できるだけ落ち着ける環境を作る

仕事場などで休憩時間に好きな音楽を聴くなど自分独自の空間をつくり、落ち着ける環境を整えましょう。

 

ストレス解消をタバコやお酒に頼らない

過度に続けるとエスカレートしまう可能があるので注意が必要です。

また、眠るためにアルコールを飲むことは避けましょう。

 

内にためずに言葉に出してみる

心の内にある様々な不安やイライラなど今の状況や気持ちを話すことで、不思議と気分がすっきりします。

 

笑ってみよう

最近思い切り笑ったことはありますか?

心の余裕を失うと笑いは少なくなり、無表情になりがちです。笑いによって自律神経のバランスを整えたり、がん細胞攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化し、免疫力を正常化させる効果もあります。

日常生活に笑いをうまく取り入れて健康で楽しい生活を送りましょう。

 

自然を親しむ機会を多く持つ

職場から離れ自然に身をゆだねることは生活のリズムを変えるのに役立ちます。

また、森の木には心身のリフレッシュさせる成分(フィトンチッド)が発散されており、ストレス解消に大変有効です

 

健康を保つ心の作り方

常に心が健やかであるように、以下の事を常に頭に入れて考えながら行動してみましょう。

  • 人はストレスと無縁ではいられない。
  • 軽症うつはストレスを原因として発症している。
  • 避けられるはずのストレスには先手で対処する
  • 憂鬱に悩む人は一つのものの見方にとらわれがちである。
  • 発想をマイナスからプラスに切り替える。
  • 自分の考え方に歪みがないかを吟味する。

 

 

心を少し強くするための方法

「断る」ことのできる自分作りをしましょう

ストレスを溜めやすい人は相手からものを頼まれた時に「NO」と言うことが出来ない傾向が非常に多くなっています。

断ってしまうことによって、「相手を傷つけるのではないか?」・「嫌だと言ったら嫌われるのではないか?」など周りの評価が気にしすぎてしまうからです。

これは世界中を見ても特に日本人に多い特徴でもあり、「上手に断る」方法を身につけなければ、結果的にストレスを大きく抱え、やがては精神病などの重大な病に疾患するおそれがあります。

 

断る時は誠実に断る努力をしてみましょう

上手に断るスキル(方法)を身につけるには、『自分の価値観』から解放されて、相手の言いなりにならずに、自分らしく生きようとする気持ちを大切に思うようになります。

もしあなたが断る事で相手に申し訳ないという気持ちがあるならば、その気持ちを正直に、そして誠実に相手に伝えてみましょう。

例えば、

「申し訳ありませんが…」

「言いにくいのですが…」

「一人でやるのは不安なので」

「がっかりさせてごめんね」

「また今度一緒に行きたいと思います」

この様に、自分の気持ちを誠実に相手に伝えることがとても重要なのです。

 

ストレスに関するまとめ

以上、ストレスについて、そして、ストレスを解消・コントロールする方法について解説してきました。

現代社会はストレス社会と言われる程にストレスに満ち溢れた状況です。ストレスがどのようなものなのか?これについて知っているにも関わらず、意外とストレスを逃がす方法を知らないのが現状です。

外的なストレスは自分以外の他人に原因があるように思えますが、実は自分の思い込みや考え方で大きなストレスへと変えてしまっているケースがほとんどなのです。

本文でも触れましたが、「ストレスをコントロールすること」は精神病をはじめとした疾病を予防するためにも非常に大切なことですので、是非、本記事で解説した内容を実践してもらえればと思います。