パニック障害で手汗・足汗が出る原因と対処法



パニック障害に疾患してから手のひらに汗をかくようになり、困った経験はありませんか?

手汗に限らず、足の裏に汗をかいたり、額や脇に汗をかくといった症状もパニック障害では良くみられる症状のひとつであり、滴り(したたり)落ちる様な大量の汗をかく事も珍しくはありません。

また、これらの汗は非常に不快感をもたらし、エクササイズをした後の様な爽やかな汗ではなく、”じっとり”とした汗であることが報告されています。(パニック障害者の体験に基づく)

私もパニック障害の経験者として、手汗・足汗には非常に悩まされました。症状としては強くはなかったと後でわかりましたが、日常的に手のひらや足の裏にベッタリと汗をかき、手のひらを見るとうっすらと水滴が見える感じで、強い不快感から手を頻繁に洗ったり、タオルで手の汗を拭いたりした事を覚えています。

結論から言えば、パニック障害における手足・足汗などの汗にまつわる症状は、パニック障害が改善されるにつれて、汗の度合いも治まってきます。私のケースではパニック発作が起きる間隔が長くなればなるほど、手汗の量は減り、パニック障害を克服した頃には完全に消失しました。

逆を言えば、自律神経が乱れる「心が不安定」な状態が続けば、以前の様なサラサラな手のひらに戻る事は難しいかもしれません。

しかし、一概に手汗をかくと言っても、それがパニック障害によるものなのか?それともその他の病気によるものなのか?は判断が必要です。ここからは手汗・足汗をかく原因について解説していきます。

手汗・足汗をかく原因

そもそも、手足や足汗など“汗をかく”という症状は人間としての機能ですから正常です。しかし、重要なのは「なぜ汗をかいたのか?」という事であり、この原因を理解し、特定することが治療や対処の近道となります。基本的に発汗する作用としては以下の3つのパターンが考えられます。

温熱性発汗

温熱性発汗 手汗

温熱性発汗とは、簡単に言えば病気で発熱した時や運動をした時などに出る汗です。

このメカニズムは学生時に勉強しますが、人間は恒温動物ですから、体が正常に機能するように一定の体温に保とうと汗をかきます。

激しい運動をしていないのに、汗をかき続ける様な症状がある場合は何か病気に疾患している可能性があります。

 

精神性発汗

精神性発汗 緊張 興奮精神性発汗とは、いわゆる“緊張”や“興奮”といった自律神経が影響する場合に汗をかく事です。通常、この様なケースの時に汗をかくのも人間の正常な機能ですから、特別な問題はありません。

しかし、パニック障害や自律神経失調症などに疾患しているケースでの手汗・足汗というのは、これらの疾病自体が自律神経の乱れによって引き起こされるため、常に“緊張/不安/興奮”の状態にあり、日常的に手汗・足汗をかくという症状がでる可能性があります。

 

病気による発汗

温熱性発汗・精神性発汗にあてはまらないケースでの発汗はなにかしらの病気が原因となっている可能性があります。以下、発汗のパターンで疑われる病気をご紹介しておきます。

手のひらのみに異常な汗

手汗に限らず、体のある一部に大量の汗をかく症状がみられる病気に「局所性多汗症(きょくしょせいたかんしょう)」というものがあります。この内、手のひらだけに大量の汗をかく病気を「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」と言います。

いずれの病気も自律神経の影響が原因となるため、パニック障害や自律神経失調症を疑う場合がありますが、手掌多汗症は幼少から継続的に発症しているケースが多い為、「ある日突然」という場合は精神疾患が原因と疑うこともできます。

様々な部位に汗が多いケース

この場合は、様々な病気を疑うことができます。特に、今まで汗の症状が無かったのに、突然、原因不明の汗をかき出したというケースは要注意です。

ここで疑われる病気は、「甲状腺機能亢進症」・「糖尿病」・「結核」・「更年期障害」などです。

 

パニック障害における手汗・足汗の判断基準

手足・汗足、また全身の原因不明な汗がパニック障害によるものなのか?というのは気になることでしょう。これまで解説してきた通り、手汗や足汗といった症状だけでは、それがパニック障害によるのか?または他の病気に起因しているのか?特定する事は難しくなっています

ここでは、手足・汗足の原因がパニック障害によるものかどうか、ある程度判断できる基準について、実際の発症ケースを交えながら解説していきます。

ある特定の場所や環境で汗が出るケース

このケースはパニック障害の特徴とも言えます。広場恐怖のように、パニック障害では特定の場所が苦手となる特徴的症状があります。このような場所では、強い恐怖心と共に、心は不安・緊張状態にありますので、精神性発汗の観点から手汗・足汗が大量に出る可能性があります。

もし、汗が大量に出る症状がいつも同じようなシチュエーションである場合はパニック障害である可能性が高くなります。参考までに症状が出やすい場所・環境について記載しておきます。

  • 電車や新幹線
  • 飛行機
  • 自動車でトンネルを走っている時
  • 歯医者での治療
  • 美容院・理容室
  • スーパーのレジに並ぶ時
  • 会議への出席
  • ビジネスに於ける客先等との打合せ
  • 人ごみ
  • 映画館

 

汗だけでなく他の症状も出るケース

手汗・足汗のみならず、他の症状が伴う場合があります。パニック障害の症状で代表的なのが、息苦しさ・めまい・胸部の不快感・動悸・震え・湧き上がる不安感 となっていますので、これらの症状と同時に発汗している場合はパニック障害を疑うことが出来ます。

 

特定の場所や環境に直面した時に手汗・足汗などの症状が出たり、動悸や息苦しさなどのパニック障害の症状が併発する場合はパニック障害を疑う事が出来ます。まずは近くの精神科・心療内科を受診してみましょう。

 

 

 

手汗の対処法

「手汗をかく」という症状は、例えば“モノを掴みづらくなる事”や“紙がシワになる”など物理的な不具合がある以上に、「手が濡れている」という事象で非常に大きな不快感が伴ったり、また、対人関係で握手や手を繋ぐといった行為に抵抗感が生まれます。

残念な事に、パニック障害や自律神経失調症の様に精神疾患を原因として手汗が発症している場合は、治療で手汗を治すというよりも、根本的な原因となっている“それぞれの病気自体を改善”させなければ手汗を抑えることは難しいと考えています。

手汗をかく事によって、例えば、「今なんで手汗が出ているのだろう」→「心配だ」→「なんだか息苦しくなってきた」という負のスパイラルに陥ってしまう事も十分に考えられますので、手汗に対するあなた自身の対処法を考え実践していく事をおすすめします。

手汗対処法(日常編)

手汗をかく事で「手が濡れている」という感覚が生まれ、非常に不快であったり、何か行動する事に対しても不安が生じるものです。

タオルで手を拭く

手汗の対処法 タオルで手を拭く日常的にハンドタオルはかかさず持ち歩き、手汗をかいていると実感した時に手のひらを拭いてみましょう。

また、オフィスなどではデスクの上にタオルを置き、いつでも手を拭ける環境を整えておくと安心感があります。

 

手を洗う

手汗の対処法 手を洗うまた、手をこまめに洗う事も効果的な対処法です。手を洗う事によって、手汗の不快感を緩和する事ができ、一時的に手汗を忘れる事さえできます。

仕事や学校ではトイレに行った際しか洗うタイミングがないかもしれませんが、出来るだけこまめに洗面所やトイレに行き、手を洗う習慣を身につけてみてください

 

 

手汗対処法(医薬品編)

手汗の対処法として、医薬品などを使う方法もあります。

簡単な使用例では、夏場に使用する制汗スプレー(デオドラントスプレー)を手のひらに使用するというやり方があります。効果は強くありませんが、手汗の症状が酷くない場合はこちらの方法でも対処できるかもしれません。

また、現在では“手汗対策用の制汗剤”が多く販売されていますのでオススメの対策品をご紹介させて頂きます。

farine-ファリネ-
ファリネ farine 手汗対策用の制汗剤ファリネは医薬部外品として厚生労働省から認可を受けている制汗パウダーです。

脇汗用の制汗剤とは違った成分・対策をとり、手汗を治すために開発された制汗剤ですので少々値段は張りますが、現在、初回購入70% OFFキャンペーンを行っており、効果が感じられない場合は90日間の返金対応も行っている程、その効果は様々なユーザーから認められています。

安心の日本製であり、購入した92.3%の方が「満足」と答えたファリネは、手汗でお悩みの方の手放せない存在になっています。

更に詳しい内容につきましては公式サイトをご参照ください。