パニック障害でも飛行機を克服する3つ対処法



飛行機を克服パニック障害を疾患している方は共感して頂けると思いますが、できるだけ避けたいと思うのが飛行機に乗ることでしょう。飛行機は密室な環境である事から「予期不安」を発生させやすく、結果的に過呼吸パニック発作につながるケースも非常に多くなっています。

しかし、プライベートや仕事の都合など、仕方なく飛行機に乗らざるを得ない状況になってしまう場合があり、どうにかして事前に発作を防ぐ方法はないだろうかと思いませんか?

ここでは、実際に効果のあった飛行機でのパニック発作対処法をご紹介いたします。

飛行機を克服する対処法① -マスク-

マスクをする女性「飛行機にマスク」という組合せからは、一般的に“喉の乾燥防止”を想像しがちですが、パニック障害においては非常に役立つ道具でもあります。

そのマスクがもたらす効果は、「過呼吸の抑制」です。

パニック発作のひとつでもある「過呼吸」は、パニック障害の原因を理解している方ならご存知の通り、不安やストレスが高まると呼吸が乱れ発症します。

過呼吸の発症原因はこのような呼吸の乱れからくる「過剰な酸素の取込」ですので、マスクをする事によって酸素の取込量を調整する事ができ、結果的に過呼吸を抑制する事が可能になります。

これはマスク内部が自分の吐いた息で充満される事で、二酸化炭素量が多くなるという原理に基づいています。

また、最近では香りやミストが付いているマスクが販売されており、ご自身の好きな香りを選んだり、アロマを垂らすことで自分の好きな香りを楽しめる環境を作ったりする事ができますので、飛行機に乗っている間リラックスできる状態を作り出せる様、一度香り付マスクを試すことをオススメします。

この様に、パニック症状の抑制とリラックス効果の2つのメリットを得られる事ができるマスクは、飛行機を克服する手段のひとつとも言えます

 

飛行機を克服する対処法② -音楽-

音楽を聴く次にオススメする対処法が音楽です。

飛行機内ではビジネスクラスではもちろん、エコノミークラスでも付属のAV機器を使って音楽を聴く事ができます。

しかし、ジャンルは豊富に用意してあるものの、既に決められている音楽しか聴く事ができませんので、自分の大好きな音楽は聴けません。

音楽もまた、リラックスするには非常に有効な手段であり、飛行機の長いフライト時間を忘れさせてくれるひとつのパニック障害対処法ですから、自分の大好きな音楽をゆったりと聞きながら過ごすのもとても効果的な対策です。

飛行機に備え付けのAV機器を使わなくとも、ipodなどの音楽プレーヤーを持ち歩けば、自分好みの音楽をいつでも聴く事が可能です。

オルゴール療法という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、音楽にはそれほどパニック障害などの心の病を治癒する力をもっています。この対処法は是非お試しください。

 

飛行機を克服する対処法③ -食べ物-

飴食べ物と言っても、ガッツリとした食事ではなく、ここでは飴やガムなどのアソートを思い浮かべてください。これらの食べ物が特にパニック障害に直接効果的というわけではありませんが、リラックス効果を得るひとつの手段になります。

また、特にパニック発作で「吐き気」などの症状が出てしまう方には、ミント系の飴やガムがオススメです。これは内科の医学にも通じることで、ミントの効果は吐き気などの症状を抑制してくれる効果があります。私個人としては、強めのミントのタブレット(フリスク・ミンティア etc…)などもオススメのアソートです。

豆知識ですが、ガムにはリラックス効果がある事を知っていますか?

よくプロ野球選手などが試合中にガムを噛んでいるのを見かけると思いますが、あれは脳をリラックスさせ、集中力を高めるという効果があってガムを食べていると言われています。

パニック障害の原因は脳のトラブルにある事はご説明した通りですので、脳に気を使う事もパニック障害を克服するひとつの手段になる事を是非覚えておいてください。

 

3つの飛行機対処法には共通点が?

リラックスこれら3つの飛行機対処法をご紹介してきましたが、これらの方法をご覧になって何か気づいたことはありませんでしょうか?そう、これらの情報に対して共通しているのが、「リラックス」なんですね。

私がオススメしている事は「できるだけ心身ともにリラックスできる状況を自ら作り出す」という事なのです。

ですから、今回ご紹介した飛行機を克服する対処法というのは、あくまでもあなたがリラックスできる環境を作るきっかけでしかなく、他にも対処法は沢山あると思います。もちろん、ご紹介したこれらの対策があなたにとって「リラックス」できる方法でないとしたら実践する必要はありません。

しかし、パニック障害者に悩んでいる多くの人には今回の対処法は非常に有効であったというデータもあります。

何もせずに悩んでいるのでしたら、ぜひ今回知る事ができたこれらの対処法だけでも試してみてください。

パニック障害というのは、本当に小さな改善をひとつひとつ積み重ねる事によって克服していく病気です。そして、とてもリラックスしパニック障害である事を気にしない状態を続ける事ができれば克服したのも同然です。まずは出来る事から一歩一歩頑張っていきましょう!

 

飛行機には備えあれば憂いなし

「飛行機にはどうしても乗れない!」

パニック障害でこの様に悩んでいる方も非常に多いと思います。ですが、一度飛行機に乗って、それを乗り越える事さえできれば次は比較的”楽”に乗れる様になります。これはパニック障害者において一般的にも言われていますし、かつての私もそうでした。

最初の一歩を踏み出す事というのはとても大変な事ですし、パニック発作の苦しみを考えれば臆病にならざるを得ない気持ちも十分にわかります。だからこそ、その最初の一歩を「万全の準備」を以て挑んで欲しいのです。それが、今回ご紹介している「3つの飛行機 克服法」です。

そして3つと言わず、5つ、7つと自分が安心・リラックスできる環境を作れる道具を備える事で「何が起きても大丈夫」という気持ちが持てれば、絶対に飛行機に乗る事ができます。

当サイトでは繰り返しお話している内容になりますが、「小さな積み重ねをひとつひとつクリアしていく」こういう事が出来なければ、絶対にパニック障害を克服する事ができません。自分が苦手だった場所をひとつひとつ克服してく、自分が恐れている環境をひとつひとつ克服していく、こうしてチャレンジして乗り越えてという階段を一段ずつ登っていくものです。

飛行機に限っても同じことで、「今回は空港まで行ったけどやっぱり乗れなかった」これでもOKだと思います。なぜならば、飛行機に乗ろうともしなかったのに、空港まで足を運んで乗ろうとする努力ができたから。次の機会には空港へ行ってチケットを買って、ゲートをくぐってと、もう一段の階段を登れば良いだけです。お金はかかりますが、最悪キャンセルしたって、そこまで行ったという事実は大きな進歩です。次こそきっと乗れます。

今一度、心に刻んでほしいのは、前に進む事を決して止めないことです。

勇気を出したあなたの一歩は、必ずパニック障害の克服へ導いてくれるでしょう。